2018年1月22日月曜日

沢知恵さん コンサートへの感謝

ジャンルを超えて多様な活躍をなさっておられる
シンガーソングライターの沢知恵さん。
健軍教会での弾き語りコンサート
「被災地熊本に心を寄せて」が
無事に終了しました。
会場は大勢のお客さまでいっぱいになりました
まず、冒頭アカペラの「久しくまちにし」から感動しました。
この曲はクリスマスの讃美歌ですが、
健軍教会のクリスマスにとっては特別な曲なのです。
というのは、健軍教会のクリスマスイブの冒頭で、
やはり健軍教会の聖歌隊が、この曲をアカペラで歌うのです。
そして、その聖歌隊のアカペラでの賛美を受けて、
この讃美歌を原曲とした合唱曲「インマヌエル」を
「アンサンブルこおろぎ」さんが、
2階席から歌ってくださる、というのが、
健軍教会のクリスマスイブの近年の定番。
 
そしてなにより、この曲の持つ歌詞の力。
この社会の中で、小さくされている人たちに眼を注ぎ、
心を寄せて歌いつづけてこられた
沢さんの思いが、このコンサートの冒頭から
しんしんと伝わってきたのでした。
コンサートを全体を通して、
心に染み入る歌の数々。
あなたも見ていたのか
人生の贈り物
かかわらなければ
男はつらいよ・・・
一曲一曲が心を動かされる曲ばかり。
おいで下さったおひとりおひとり、
沢さんの歌声から力をいただいたと思います。
 
加えて、沢さんのルーツをめぐるお話。
大島青松園・菊池恵楓園での
ハンセン病回復者との出会いとかかわり。
また両園の詩人との出会いから生まれた歌。
そして、神戸・東北・熊本と、
被災地に寄せる思い。
事前に熊本の様子を感じに来て下さった沢さん
楽しくて、あたたかくて、
ちょっとしんみりして、
そして元気が出る沢さんの弾き語りコンサート。
たくさんの元気をいただいて、
また前にすすもうと、思いを熱くしたのでした。
開催の裏方を担った健軍教会の方々と
 




相見正路兄 ご葬儀

健軍教会会員の相見正路兄が
2018年1月22日に召天なさいました。
葬儀は以下のように行われます。
 
前夜式
1月23日午後7時 於:玉泉院健軍会館
司式・説教:小泉基牧師
 
葬式
1月24日午前10時30分 於:玉泉院健軍会館
司式・説教:小泉基牧師
 
喪主:相見千鶴子
 
※会場は健軍教会ではありません。
以下の神水橋にあります、
玉泉院健軍会館にお問い合わせ下さい。
〒862-0911
熊本県熊本市東区健軍2-1-29
TEL : 096-368-6664 

2018年1月19日金曜日

健軍情報120-思いを馳せる

被災地の今、といってもいろいろです。
街をクルマで走っても、
それが夜になっても明かりの灯らない建物だと、
気がつかないものは気がつかない。
幹線道路沿いに空き地が延々と連なっていても、
はじめからそんなもの、と思っていれば、
そこに建ち並んでいた町並みに
思いを馳せることはできない。
出会ったひとたちの笑顔に励まされても
その心の奥に哀しみが潜んでいることを想像できなければ、
みんな元気だ、で終わってしまう。
自分自身のそんな鈍感さに敏感でありたい。

1月 阿蘇大橋の跡
1月 阿蘇では大規模工事がそこここで
教会の近所も空き地ばかりがひろがってく
明日、健軍教会で「被災地熊本に心をよせて」
コンサートをひらいてくださる沢知恵さんと
被災地の今をまわった。
支援に携わっている方々を通して、
取り残されていく災害弱者の方々や、
人目につかない益城や西原の仮設の方々が
おかれている状況に思いを馳せてみる。
西原村小森仮設団地にて
 
「わたし意外とおてんばなの」と柵をくぐってチラシ貼り
ルーテル教会が支援してきた障がい者支援センターにて
 一時期はイベントラッシュに困惑気味だった仮設の方々も、
いままた、音楽の力を必要としているようだ。
そういう意味でも、
明日の沢さんのコンサートは、とっても楽しみ。
 
わたしたちの自身のかかわりもまた、
もう少しさぐってみたい。


2018年1月5日金曜日

沢知恵さんコンサート

沢知恵さん ピアノ弾き語りコンサート
~被災地熊本に心をよせて~
 
1月20日(土)13:30開場 14:00開演
於:日本福音ルーテル健軍教会
熊本市東区新生2-1-3 電話096-368-2917  メールkengun@jelc.or.jp
 
入場無料(要整理券)
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
 
沢知恵(さわともえ)
うたとピアノ。1971年生まれ。日本、韓国、アメリカで育つ。
3才からピアノを弾く。東京芸術大学在学中にデビュー。
(谷川俊太郎をうたう)など、
現在までに27枚のアルバムを発表。
第40回日本レコード大賞アジア音楽賞受賞。
代表曲《こころ》は夏川りみ、クミコら多くの歌手がカバー。
おもなテレビ出演に「徹子の部屋」
「題名のない音楽会」「ハートネットTV」。
 
沢さんが、ご自身のライフワークである
ハンセン病療養所・東北・少年刑務所などでの
コンサートのために設けられた基金で、
被災地熊本に心をよせて歌ってくださる貴重な機会です。
すでに予定の客席は埋まりつつありますが、
まだ若干入場整理券が残っています。
どなたでもご参加いただけます。関心のおありの方は、
電話かメールで健軍教会までお問い合わせ下さい。

2018年1月4日木曜日

祈 平和! 2018年

あたらしい年がはじまりました。
この年が、すべての方々にとっての
平和な年となるように、祈ります。
旧年中に多くの方々に支えられ、
教会の働きが続けられてきましたこと、
みなさまに感謝申し上げます。
熊本大地震を機にはじめたクリスマスイルミネーション
2017年は、熊本地震からの立ちあがりの年であり
健軍教会でも震災証言集の発行、
『あの時わたしは・・・熊本地震と健軍ルーテル教会』(希望者はご連絡を)
記念礼拝、チャリティーコンサートに加え
被災学生生徒奨学金の運営にも取り組んできました。
「アンサンブルこおろぎ」と共同主催したチャリティーコンサート
 またこの年は、宗教改革500年の年でもあり、
健軍教会で記念ポスター展が開催されたほか、
記念ポスター展
ルーテル学院・九州学院で開会された教区の記念行事、
長崎浦上天主堂で行われたカトリックとの共同記念行事にも、
教会から多くの方々が参加しました。
ラスカーラ・オペラ管弦楽団による交響曲「宗教改革」の演奏
浦上天主堂でのカトリック教会との共同記念シンポジウム
 2018年も、6年目を迎える「けんぐん水よう音楽会」や、
5年目を迎える若枝奨学金・被災学生生徒奨学金事業を通して、
 また、めぐみ幼稚園、熊本ライトハウス・同のぞみホーム、
広安愛児園・こどもL.E.C.センターという
5つの関係施設とともに、
キリストの心を生きる教会として
地域の中で歩んでまいりたいと思います。
これからも、地域のみなさんとともにある教会で
ありたいと願っています。
ともにあゆみましょう。