日本のルーテル教会は、
明治中期に米国からの宣教使派遣によって
教会の歴史が開かれたのですが、
この最初の宣教師であるシェラー師とピーリー師を
日本に派遣したのが、南部一致ルーテル教会。
すなわち現在の米国福音ルーテル教会のサウスカロライナ教区です。
以来、サウスカロライナと日本のルーテル教会は、
先週、このサウスカロライナ教区からヨース監督以下、
8人のお客さん方の日本訪問があり、
九州では、長崎と熊本の教会が受け入れにあたりました。
長崎では、活水女学院の生徒さん方がお手伝い下さり、
原爆資料館や26聖人記念館などを訪問。
長崎教会の方々とも交流の時間を持ちました。
熊本では、まず慈愛園を訪問。
パウラス先生の事績をご紹介した後、
1947年に米国の教会が製作した映画「フジタ」を鑑賞。
つづいて九州学院を訪問。
ちょうど春休みでしたが、中学のプラスバンド部の練習を鑑賞したり、
歴史資料室で、ブラウン先生の働きについても学びました。
たのしい歓迎会を大江教会がご準備下さったほか
九州学院ご招待の夕食会もありました。
土曜日は1日阿蘇観光に出かけ、
阿蘇大橋跡ではたまたまですがフジテレビの取材も受けたとのこと。
阿蘇山荘の現状も見ていただきました。
夜は、2泊にわたってホームステイを経験して戴き、
26日の主日礼拝はそれぞれ熊本の教会の礼拝に出席。
午後は、ショッピングを楽しまれたり、熊本の教会の歴史を学んだりなさった後、
夜、熊本教会の国際礼拝のみなさんと交わりの時を持ち、帰路につかれました。
九州学院では、日米の高校生の交流の可能性についても
活発な意見交換がなされるなど、
よい交わりの4日間でした。