2016年9月3日土曜日

健軍情報87-できたしこサイダー

 
注文は下記サイトから
ルーテル教会の対策本部が協働してきた
NPO法人わかちあいプロジェクト。
ルーテル教会の引退教師である松木牧師が立ち上げ、
難民支援やフェアトレードに取り組んでこられた団体だが、
東日本の時から、災害支援にも力を入れておられる。
このわかちあいプロジェクトが熊本の被災者のためにつくった
フェアトレードの商品が、この「できたしこサイダー」。
頒価270円と少し割高だが、熊本支援の募金付なのだという。
 
この、できたしこサイダーを、熊本の被災者の方々に、
ということで、一昨日、御船スポーツセンターに、
そして昨日、益城総合体育館へと出かけてきた。
御船の被害も大きかった。一昨日現在で避難者117名。

御船スポーツセンターは、県下2番目の規模の避難所。
この避難所では、
日本キリスト教団九州教区と在日大韓基督教会とが協力して、
ドリームカフェというカフェを運営しておられるので、
このサイダーも、そのカフェで使っていただこうという意図。
フォークや懐メロのオンパレード
お昼前にお伺いしたのだが、木曜日はだいたい歌声喫茶状態とのことで、
牧師さん方が、ギターを抱えて一所懸命に歌っておられる。
おひとりは、熊本ではおなじみの在日大韓熊本教会のキム先生。
あとのおふたりは、バプテスト連盟鳥栖教会の野中宏樹先生と息子さん。
野中先生とは、神戸の震災支援の時にお会いして以来、
21年ぶりの再会で、お互いにびっくりしました。
青シャツが野中牧師。赤いシャツは避難者さん。
「御船のことをアピールして下さい」と。
翌日は、益城総合体育館へ。
こちらは県下最大規模の避難所で、
ここでは、九州臨床宗教師の会の方々が、
カフェデモンクという傾聴カフェを開いておられます。
現在でも300名ほどの方々が暮らしておられる
こちらにもできたしこサイダーをお持ちして、
少しだけカフェの運営を手伝ってきました。
「できたしこがんばろう」のロゴがかわいい。
「できたしこ」はいいけど、「がんばろう」はいらん、など
避難者さん方の話の糸口にもなったようで、
喜んで下さいました。
 
あちこちで、地道な取り組みが続けられています。
 
嘆いてばかりもいられませんからね。

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