2016年5月17日火曜日

健軍情報58-住みやすい場所に

梅雨時よりも、はるかに高い頻度で雨が降っている。
雨では、「ルターバックスカフェ」への出足は鈍く、
広安愛児園のテント内では、
できたしこルーテルの中核メンバーが、額を寄せ合ってのミーティング。
今後の「できたしこ」の活動の方向性について、
よい話し合いが出来たようです。
 
愛児園避難所では、50人弱の方々が、固定化していく傾向があるようで、
これからの時期、体育館の暑さ対策が課題になってきます。
住むところのない方々が、長期で滞在していくことになりますから
たとえ避難所と云っても、そこでの住環境の整備は大きな問題。
上手に行政とも連携しながら、暮らしやすい環境を整えていくために
「できたしこ」にも、担うべき役割があることでしょう。
 
わたしは、もう少し小さな課題ですが、
健軍教会と連携している泉ヶ丘小学校避難所に、
防虫対策グッズを差し入れました。
雨が降ったあとに気温が上がってくるのですから、
網戸設備のない体育館にとって、防虫対策は必須です。
昨日からお泊まりだったのは、
かつての大学の同級生のフジワラ師。
お互いおっさんの牧師と司祭になってしまいましたが、
20年顔をあわせる機会がなくても、
それでも同志です。
それから、在日大韓基督教会の一行。
旧知の金性済牧師は、いつのまにか総会長になっておられました。
夕方になって、「元避難者」の青年が、
ひっこしの挨拶に寄ってくれました。
今週から、グループホームに転居なさるとのこと。
あちこちひびの入ったマンションの11階には、
もう怖くて住めないですよね。
「昨日は調子が悪くて礼拝に来れなかったけど、
教会に来ると、落ちつくんですよね」、と嬉しいことを云ってくれました。
安心できる場の提供は、
教会が果たすべき、大きな役割です。
そして、ここにも安心しきった寝顔で、
妙に落ちついてしまった方が、もう一匹。
あなたも、ここが住みやすいのかしら・・・。

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