健軍情報44-恵み

神さまからいただくプレゼントのことを、教会では「恵み」と呼びます。
震災３週目の日曜日の礼拝を、避難者も教会員も、
ともにひとつの空間で守ることが出来ること、

そのことに、神さまの大きな恵みを感じた主日礼拝でした。

 

そして、今日の礼拝の後に挨拶した２人。
今週の７日(土)に、健軍教会で結婚式の予定です。
まだ、結婚式をホールで行うのか、礼拝堂で行うのか、
それすら決まっていないのですが、それでも、神さまから、

人生の素敵なパートナーをプレゼントして戴き、
そしてたくさんの人たちの前で、

神さまからの結婚の祝福を戴くこと。
おふたりにとって、この健軍教会＝避難所であげた結婚式は、
一生わすれられない経験になることでしょう。
これまた、神さまの大きな恵みです。

そして、若かりし頃にお世話になった先輩が、

今日も健軍教会避難所を訪ねて下さいました。
震災の経験は、たいへんなことがたくさんありますけれども、
とでも、ながく不義理をしていた仲間に出会うことが出来ること、
ほんとうに神さまの恵みを感じることが出来るときを過ごしています。

また、被災地のことを思いつつ、

被災地に入らずに祈り、支えていて下さる方がおられることも

よく理解して、感謝しています。

せっかくお訪ね下さったのに、

留守にしていること、うまく電話に出られなかったり、

メールの返事がかけなかったり、

丁寧にお礼を申し上げられなかったり、

せっかくのみなさんの思いに、

うまく応えられないことがありますこと、

たいへん申し訳ありません。

被災地は、非日常と日常が混在した、

混沌とした時が流れています。

ご事情をお汲み取りくださり、ご容赦くださいませ。

 さて、１４日から、日報のように毎晩ブログを更新してきましたが、

昨夜は、ついに半分書きかけたところで断念してしまい、

更新が朝になってしまいました。

３日から５日は、ルーテル教会の全国総会のため

熊本を留守にします。

こんな時に、と思われるかもしれませんが、

現場に固執することで、アタマが固くなってしまわないように、

少しリセットする時間にしたいと思います。

これもまた、神さまの恵みと受けとめ、

前にすすみます。



避難所の落書きから