2015年1月23日金曜日

噴煙を上げる阿蘇 日本一の富士 そして・・・

先日の東京出張の折、好天でしたので、
眼下に広がる日本の山々を写真に撮ってみました。
まずは、周囲128kmという世界一のカルデラを誇る阿蘇。
2014年11月25日以降、活発な火山活動を続ける
中岳第1火口は、この日も黒い噴煙をたなびかせていました。
この様子では、風下にあたる日は熊本市内でも、
自動車に火山灰が降り積もるのも致し方ありません。
けれど、より深刻なのは農業被害の方でしょう。
鹿児島の方々にとっては、このご苦労が日常のことなのですね。
 
お次は、日本一の標高を誇る富士。
青空の下、まっしろな冠雪がうつくしい稜線をきわだたせていますが、
この富士も活火山です。
最後の噴火は1707年。わたしが子どもの頃は、
学校で休火山だと教わりましたが、昭和の初め頃まで、
わずかながらも噴気が上がっていたそうで、
いまでは「休火山」という表現は使わないのだそうです。
 そして、こちらは火山ではありませんが、
美しい赤石山脈の中で日本第二位の標高を誇る北岳。
3193mの南アルプス最高峰です。
 
映画「エクソダス 神と王」が公開間近ですが、
モーセが神から啓示を受けたのも、
イエスさまの弟子たちが、光り輝くイエスさまのお姿を目撃したのも
山の上での出来事だったといいます。
 
古来から、山は神と人とが出会う場所とされてきたのですね。
飛行機から山頂を見下ろすことなど、
出来ない時代の出来事ですが、
山は麓から見上げても、飛行機から見下ろしても
美しい姿を見せてくれますね。
 


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