2014年3月31日月曜日

石垣博志&藤本史子

3月26日におこなわれた水よう音楽会にご登場いただいたのは、
石垣博志さんと藤本史子さんのチェロ&ピアノのデュオでした。
石垣さんの深みのあるチェロの響きと
藤本さんのダイナミックスレンジの広い
表現力ゆたかなピアノ伴奏に、
お客さん方も大満足の夜でした。
  「毎日仕事などで大変なのですが、ひと月に1回でも、
このように素敵な音楽に触れて心が癒されると
また明日から頑張ろうという気持ちになりますね」
とは、あるお客さんのコメント。
あなたも、月に1回、けんぐん水よう音楽会に
心いやされにおいでになりませんか。 
さて、次回は少し変わったピアノ音楽会です。
耳だけでなく、眼でもたのしむ音楽会。
絵画、映像、ピアノ演奏のハイブリッドなコラボレーションを、
あなたもどうぞ体感しにおいで下さい。
次回は、4月23日(水)午後7時半からの開催です。
入場料・チケットはありません。
お帰りの際に、お気持ちの分のカンパをお願いしています。

2014年3月29日土曜日

基地のない沖縄を求めて

沖縄から、ひとりの青年が旅をしてきました。
基地のない沖縄を求めて、沖縄から日本全国をまわる旅をはじめた
知念優幸くん。弱冠22才の大学生です。
沖縄キリスト教学院大学で、全国8大学の学生を招いて
シンポジウムを開催したことをきっかけに、
基地のある沖縄の現状をアピールするための
全国行脚を決意したとのことで、
つてを頼って健軍教会をたずねてこられました。
平和を願う熱い思いをたっぷり伺い、
翌朝、長崎への出発を見送りました。
 よくしゃべる、気持ちのよい青年でした。
あなたの街で出会うことがありましたら、
ぜひお支えをお願いいたします。


2014年3月27日木曜日

めぐみ幼稚園卒業式

3月19日、めぐみ幼稚園の卒業式が行われました。
めぐみ幼稚園では伝統的に、
卒園といわずに卒業と言い習わしてきました。
入園当時はおさなかった子どもたちが
園長先生から、みんな立派に証書を受け取ります。
今年卒業するのは、87名の園児たちです。
わたしも、みどり組さんたちと、毎週一緒に礼拝してきましたから、
立派な姿をみて、感慨深いものがあるのですが、
保護者の方々の思いもひとしおでしょう。 
 みどり組さんたちから、一年間の礼拝のお礼にと
一年間通った教会や、お話をしてきたわたしの絵をプレゼントして戴きました。
 個性豊かな87枚の絵は、わたしの宝物です。
小学校に行っても、礼拝でわかちあってきた
神さまのお話を心に刻んで、
ゆたかに成長していって欲しいと祈りつつ
子どもたちを送り出しました。

2014年3月21日金曜日

九州教区総会

3月20-21日、福岡の箱崎教会で、
ルーテル教会の九州教区の総会が行われました。
九州の36の教会を代表する牧師と信徒、
60名程の代議員があつまり、
教区の新しい宣教方策や予算などについて審議するのです。
教会の入口では、箱崎教会の方々の手による
綺麗な看板が出迎えます。
女性会の方々の手作りの夕食や、
教区青年会のコーヒーサービスなど、
心のこもったおもてなしでした。
かつては100名以上の方々が集まって総会をしていた
頃もあったそうですから、
その頃から比べると、今どきの総会は
少し静かなのかもしれません。
午後には、予定されていた審議もすべて終了し
新しく選任された教区常議員の方々の就任式も行われました。
教区総会を終えて外に出ると、
園庭の桜の木の枝に、
ひと枝だけ花が咲いていました。
春になりましたね。

2014年3月15日土曜日

熊本ライトハウス感謝会

春は旅立ちの季節。
熊本ライトハウスでも卒業生・退職者の感謝会が行われました。
神さまのお守りのうちに、ライトハウス・のぞみホームで
喜びも悲しみもわかちあってすごすことができたことを、
それぞれが神さまに感謝いたします。
テーブルには、調理の方々が心を込めて作ってくださったごちそうが並びます。
今年度は3名の高校生が、学校を卒業して園を退園し、
社会へと巣立っていきます。
ひとりひとりが、ここからのメッセージを手話や声で語りかけ、
一同あたたかい想いに包まれた感謝会となりました。
神さまのお守りを、心から祈ります。
また、44年間にわたってライトハウスで奉職された
山口初子園長も、今年度で定年退職となりました。
それぞれ職員・第三者委員を退かれる
白鳥レイコさん、於保郁子さんとともに。
笑顔いっぱいの感謝会でした。




2014年3月14日金曜日

3月11日を覚える連祷

司式:神さま、先の震災・津波・原子力発電所の事故により3年の月日が経とうとしています。今なお、傷つき、痛みの中におられるすべての方を覚えて祈りを献げます。

会衆:主よ、私たちの御前での祈りを、慈しみをもってお聞きください。

司式:神さま、家族を失い、仕事を失い、故郷を失い、安全に生活できる環境を失った方々、また故郷に帰れず、さまざな事情の中で、再統合を阻まれている多くの家族のことを覚えて祈ります。あなたがすべての傷つく心に癒しを与え、苦難と試練を乗り越えて、再び立ち上がってあゆむことが出来るように助けて下さい。

会衆:主よ、どうか、うずくまっている方々、立ち上がろうとしておられる方々に、勇気と力とを与えて下さいますように。

司式:神さま、あなたが託してくださった、この世界を守り育んでいく働きを、充分に果たすことが出来ないわたしたちをお許しください。コントロールすることの出来ない原子力を用い、豊かな自然と子どもたちの安全を危険にさらしてしまっているわたしたちに、新しい道を歩む力をお与えください。

会衆:主よ、あなたから託された働きを、忠実に果たすことが出来るよう、あなたの力強いみ手で、わたしたちを導いてください。

司式:神さま、困難な中にある方々を支えるためになされているすべての支援の働きを祝福して下さい。そのためにあなたが、ルーテル支援センター「となりびと」の働きを用いて下さったことを感謝するとともに、形を変えて継続されて行くであろう新たな教会の働きに力を与えて下さい。

会衆:主よ、わたしたちもまた、それらの業に連なっていくことが出来ますように。あなたがわたしたちを用いてください。

司式:神さま、わたしたちの想いを越えて、あなたの聖霊をもってわたしたちを導き、あなたのみ心が、天のみならず、地上でも行われるように、わたしたちを祝福してください。

会衆:主よ、わたしたちの足りない祈りをかえりみてください。

一同:主、イエス・キリストのみ名によって祈ります。
 

    アーメン。

※ 3月9日の主日礼拝において、「3月11日を覚える連祷」を祈りました。
※「震災からの3年間を記録する会」の呼びかけに応えてアンケートの回答をお送りしました。

2014年3月13日木曜日

神水幼稚園の園舎

神水幼稚園は、健軍教会の関係園であるめぐみ幼稚園の姉妹園です。
この日は、両園の法人である熊本ルーテル学園の会議が、
神水教会のお隣りにある神水幼稚園で行われました。
神水幼稚園は、創立1929年ですから、
めぐみ幼稚園よりさらに20年も先輩にあたる、
こちらもパウラス先生のたてられた幼稚園です。
神水幼稚園に出かける度に感じさせられるのは、
創立当初からの立派な園舎が、
現役で使われていることの素晴らしさです。
園舎の柱の傷、歴史を感じさせる暖炉、
創立当初からあるというピアノのたたずまい・・・。
お母さんも、おばあちゃんも神水幼稚園の卒業生という園児も
おられるとのこと。
移り変わりゆく社会の中で、
創立当時のモダンな園舎の醸し出す空気は、
園児たちの心に、きっと大切な思い出を刻んでゆくことと思います。
今年度卒業なさる神水幼稚園の園児たちの上に、
神さまのゆたかな祝福がありますように。

2014年3月7日金曜日

みなさまへのお願い-若枝奨学会

3月2日、健軍教会と3つの関係施設の
卒業感謝礼拝が行われました。
今年度は、教会関係から2名、
こどもL.E.C.センターから4名
熊本ライトハウスから3名の方々が
高校を卒業して新しい道にすすまれます。
 
 礼拝後に、卒業される方々を囲んでのお祝い会です。
教会から、お祝いの言葉とささやかな記念品をお贈りします。
このイラストは、関係施設のこどもL.E.C.センターを卒業して
デザイン関係の専門学校に進まれる卒業生のイラストです。 
すでに本格的なイラストですが、専門の学校で学びを深められます。
そして、お祝い会の後、今年度、
若枝奨学会の奨学生を志願される方々の面接が行われました。
写真は、面接の後、支給の可否を審議する健軍教会の役員の方々です。
厳正なる審議の結果、昨年の奨学生1名の継続支給、
加えて今年度志願のあった3名の方々全員への奨学金の支給が決定しました。

 さて、そこでいつも健軍教会のウェブサイトを
ご覧になってくださるみなさまへのお願いです。
今年度の4名の奨学生を支えるために、
ぜひ、健軍教会若枝奨学会のサポーターになっていただきたいのです。
賛助会費は年間1口3000円です。
できれば、毎年継続してお献げ下さると嬉しく思います。
奨学金についての詳しい説明と、
送金先などについては、
こちらのページをごらん下さい。
 
みなさんのご支援により、
進学に大きな課題を抱えている施設を巣立っていく学生たちに、
奨学金を支給することが出来るようになります。
2013年度お支え下さったみなさまにも、
ぜひ2014年度の支援をお願いする次第です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
 

2014年3月1日土曜日

おいしい金柑ジャム

そして、今年もやってきました金柑ジャムの季節。
健軍教会では、もうおなじみのジャムづくり。
 みずみずしい金柑80キロを摘んでくるところから
ジャムづくりはスタートです。
なんといっても、いちばん手間がかかるのが、
金柑を割って種を出す作業。
甲佐教会の方々の協力も得て、総勢20人がかりです。
80キロの金柑を、個数になおすと、
いったい何個の金柑になるのか、考えたくもありません。
種を出された金柑は、砂糖・みりん・ホワイトリカー
などと一緒に焚いていきます。
ひと鍋30-40分はかかります。 
やわらかく炊きあがった金柑を、
ミキサーを使ってペースト状にする工程です。
熱いまま入れたり、たくさん入れたりすると、
すぐにミキサーが動かなくなってしまいますから大変です。 
ミキサーで撹拌された金柑を、鍋に戻して、
砂糖と水飴を足して、再度炊きあげますと、
おいしい金柑ジャムのできあがりです。
パックに入れて、「けんぐん教会謹製」のシールを貼ります。 
今年は、ジャムだけでなく、甘露煮もつくってみました。
種が取り除いてあるので、そのまま食べてもよし、
ヨーグルトなどに加えてみるもよし。
添加物なし。お味についても保証付きです。
今年はジャム310個、甘露煮70個ほどをつくりましたが、
こんなにたくさんあっても
例年あっというまに売り切れてしまいます。
1パック200円でお買い求め頂けますから、
お早めに教会にお出かけ下さい。