2011年12月31日土曜日

新年礼拝

今年最初の主日は、元旦にあたります。
1月1日 10:30から、降誕後主日新年礼拝を行います。
説教「水を運ぶ人」小泉基牧師
新しい年を礼拝から。どなたもお出かけください。

主日第1礼拝(6:30ap~)と子ども礼拝(9:00am~)は、
1月8日から再開します。

よろこびのクリスマス

今年のクリスマス主日礼拝では4人の方が洗礼を受けられました。
教保の方々と並んで、8人の女性が聖壇に並びます。
手前に見えているのが、健軍教会の歴史を感じさせる洗礼盤です。

礼拝後には、恒例の写真撮影。老いも若きも幼きも、
喜びの中にあるクリスマスのお祝い。
受洗者が牧師の両側に座るのも恒例です。

受洗とクリスマスのお祝い会では、信徒宣教師デュオによる
バイオリンとビオラの2重奏の披露もありました。
○×ゲームやプレゼント交換など、
今年も楽しいクリスマスの祝会でした。

クリスマスイブの素敵な礼拝

今年のクリスマスイブも、あたたかいロウソクの灯と、
バルコニーから響くアンサンブルこおろぎの天使の歌声に彩られた、
素敵なひとときとなりました。

 もちろん、にわか練習の健軍教会聖歌隊もがんばります。
今年は少し人数も増えました。

イブ礼拝のあと、2つのグループに分かれてキャロリングに出かけました。
その間に、壮年会のメンバーがおそばづくりに奮闘してくださいました。
礼拝には、160人ほどの参加があり、
静かな、こころ温まるイブの夜が更けていきました。

2011年12月16日金曜日

思い出洗い隊

東北の被災者の方々を支援するボランティアには、様々あります。
今回、健軍教会の女性会と壮年会が取り組んだのは
被災した老人施設の写真アルバムを清掃するボランティア。
ルーテル女性会連盟が、支援センター「ルーテルとなりびと」を通して、
「すみちゃんの家」から引き受けたボランティアです。
わたしたちが作業したのは、たった2冊のアルバムです。
幸い、わたしたちの担当したアルバムは比較的状態がよく、
なかの写真は、泥を払う程度ですみました。
ただしアルバムは泥まみれなので、順番がわからなくならないように注意しながら、
古いアルバムのコメントを新しいアルバムに書き写し、
写真を元に戻していきます。


写真の状態がよかったのに比べて、フィルムの方は海水を被ったために、
薬剤が溶けてしまっていて、注意深くお湯で洗ってみたものの、
救い出せる画像はほとんどありませんでした。残念。
建物や着るものなど、お金で買えるものとちがって
写真や手紙などは、失われたら二度と帰っては来ません。
被災者の方々へと思いを馳せながらの、
女性会と壮年会の共同作業でした。

12月10日 愉しいCS合同クリスマス

今年もCS合同クリスマスがたのしく開催されました。
健軍教会と関連施設の教会学校の合同のクリスマス礼拝・お祝い会です。
礼拝の後、各校の出し物が披露されました。




健軍教会CS本校、広安愛児園分校、熊本ライトハウス、のぞみホーム
それぞれに特色のある歌や演劇、
ミュージックベル、朗読劇など、
ゆたかなクリスマスのお祝いと、交わりの時となりました。
もちろん、子どもたちは、
帰りがけにサンタクロースから美味しいクリスマスプレゼントをいただき、
ニコニコしながら帰って行きました。
なお、当日の献金は、
こころの電話
日本キリスト教海外医療協力会
チャイルドファンド
釜ヶ崎喜望の家
NCC教育部(パレスチナの病院支援)
 のために捧げられました。

2011年12月13日火曜日

クリスマスイブ礼拝・降誕主日礼拝へ

12月24日(土)は、19時からクリスマスイブ特別礼拝を行います。
ロウソクの灯きらめくキャンドルサービス。
アンサンブルこおろぎ・健軍教会聖歌隊が出演します。
ぜひお出かけください。
また翌25日は、降誕主日礼拝。健軍教会のクリスマスのお祝いの礼拝です。
こちらもどなたでもご参加いただけます。
当日は洗礼式も行われ、礼拝後に祝会が予定されています。
みなさんのお越しをお待ちしています。

ファミリークリスマス 盛況でした!

12月10日(土)に、今年もファミリークリスマスが行われました。
めぐみ幼稚園の園児やご家族、また地域の方々が150名ほどおいで下さいました。
毎年出演してくださるのは、めぐみ幼稚園の保護者会、めぐみの会のお母さんたち。


今年はコールグレイスという聖歌隊を組織して、
すてきな歌声を披露してくださいました。
九州学院チャイムクワイアのみなさんによる素晴らしいトーンチャイムの演奏には、
小さな子どもたちも、静かに耳を傾けていました。


お人形のこうちゃんとの軽妙な会話で会場を沸かせてくださったのは、
ロゴス腹話術研究会の井上光行さん。
お人形のこうちゃんも、よいクリスマスが迎えられたでしょうか。
そのあと登場したのは、なんといっても子どもたちに一番人気のサンタクロース。


今年のファミリークリスマスにプレゼントをもってきてくれたのは、
白いおひげのおじいさんではなくて、
若くてキュートな、女性のサンタクロースでした。
あまりの人気に、プレゼントを配り終わった後は、大撮影大会。
九州学院チャイムクワイアのみなさんとも、笑顔で撮影に応じてくださいましたよ。
みなさんのおかげで、今年も愉しいファミリークリスマスを開催することが出来ました。
ご協力、ありがとうございました。



東北へのクリスマスプレゼント



12月10日。この日は女性会の方々が集まって、
ルーテル教会の女性会連盟のはたらきの一環で、
支援センター「ルーテルとなりびと」を通して
東北の被災者の子どもたちに贈る
クリスマスプレゼントの袋詰め作業です。
手縫いのかわいらしいくつした型の袋に、
手際よくお菓子が詰められていきます。
ほんの小さなプレゼントですが、
子どもたちが少しでも笑顔になってくれたら嬉しいですね。

2011年12月9日金曜日

2Fバルコニーへの入口がつきました

健軍教会の礼拝堂にバルコニーがあることをご存知の方は多いと思います。
けれど、実は今までのバルコニーは「飾り」にすぎず、
ふつうの人が使用することは出来なかったのです。
なぜなら、「出入り口がなかった!!」からです。
近年、クリスマスイブの礼拝で地域の合唱団に
バルコニーから歌っていただいていたのですが、出入りのために、
牧師室から窓枠を跨いで乗り越えていただいていたのです。
そこでこの度、取り付けました、「出入り口」。
さらに、手すりの間隔が広かったため、
パネルを取り付けて安全対策をはかったうえで
座席も設置し、無事に「飾り」から「使用可能なバルコニー」へと変貌を遂げました。




12月8日に工事が終了し、新しくなったバルコニーです。
まるでもとからこのようであったかのように馴染んでいると思いますが、
みなさまいかがでしょうか。
クリスマスイブの特別礼拝は、24日の19時からです。
「アンサンブルこおろぎ」さんのバルコニー席からの天使の歌声を、
あなたもどうぞ聴きにおいで下さい。

2011年12月1日木曜日

12月10 日 ファミリークリスマスにおいで下さい



今年も健軍教会では、地域のファミリーのための、
ファミリークリスマスを開催します。
今年のミニコンサートは、最近とても評価の高い
九州学院チャイムクワイアのみなさん。
レベルの高い演奏が期待できます。
また、絵本によるクリスマス物語や腹話術のほか、
お子さまには、サンタクロースからクリスマスのプレゼントも。
新しいオルガンの音色も必聴です。
どうぞ、ご家族でもおひとりでも、教会のクリスマスにお出かけください。
12月10日 午後7時~8時30分まで。
みなさんのおいでをお待ちしています。
(写真は2010年のファミリークリスマスから)


2011年11月30日水曜日

11月26日 オルガンコンサートでした。




東京から、このオルガンの導入でもお世話になった湯口依子先生においでいただいて、
「小さなパイプオルガン披露コンサート」を行いました。
ストップが3つしかないオルガンですが、
それでも豊かな響きを持つ会堂と、温かみのある良く鳴るオルガンの特性と、
そしてオルガンの力を引き出す奏者の力量とによって、
多彩なパイプオルガンの響きに、しっかりと浸りきることの出来る、
とてもゆたかなコンサートとなりました。
教会では、またさまざまなコンサートを企画していきたいと願っています。
オルガンに関心のある方など、教会までご相談ください。

2011年11月16日水曜日

11月13日 ことしも大盛況のバザーでした


今年も健軍教会のバザーは、好天に恵まれました。
地域の方々、めぐみ幼稚園をはじめとする関係施設のスタッフや子どもたち、
近隣の教会の方々など、たくさんの方々にご来場いただき、
食事や買い物などを楽しんでいただくことが出来ました。

また、今年は教会員さんを通して、たくさんのキャベツの献品があり、
新鮮で美味しい有機栽培のキャベツを、
おいしいレシピ付でたくさんの方々におわけすることが出来ました。
青年会の諸君ががんばって販売してくれました。

献品や買い物など、多くの方々がバザーの開催に協力くださいましたこと、
あらためてお礼もうしあげます。
おかげさまで収益の中から、だいたい10万円くらいを
東北の被災者の方々のためにお送りすることが出来る見込みです。
なによりも、神さまに感謝です。

2011年11月10日木曜日

キリスト教会での葬儀


先日、教会の方が天に召され、教会で葬儀が行われました。
キリスト教の葬儀は、礼拝形式で行われます。
賛美歌が歌われ、聖書が読まれ、
故人を通してあたえられた神さまの恵みについて、
牧師がメッセージを語ります。
健軍教会では、故人に神さまへの想いがおありだった場合など、
教会員でなくてもキリスト教式の葬儀の相談に乗っています。
どうぞ教会までご相談ください。

2011年11月8日火曜日

11月6日 召天者記念礼拝でした

健軍教会は、春と秋の年2回、召天者記念礼拝を行います。
11月6日は、全聖徒主日の秋の記念礼拝でした。
健軍教会ゆかりの召天者の方々の写真とともに、
主日の礼拝を守ります。
健軍教会は聖壇背面に記念礼拝堂(納骨室)を備えており、
ご遺族の方々は礼拝後に記念礼拝堂で献花を捧げます。
わたしたちの人生と信仰の先輩方に思いを馳せる、
静かな礼拝のひとときです。

2011年11月2日水曜日

10月29日 マシューさんのお菓子を作ろう!

ちょっと本気でカフェのオーナーシェフになりたいと思っている
マシュー・ホッファーさんによる、
お菓子を作ろう!を開催しました。
めざしたのは、「ニューヨークスタイル・チーズケーキ」。
通常のチーズケーキより、ちょっと凝ったつくりです。
ハロウィンですから、デコレーションにもこだわります。
できあがりはいかがですか。
おいしく焼けていますよ

最後はみんなで、試食いたします。
次回は、みなさんも参加しませんか?
小学生の高学年の方から、お待ちしています。

2011年10月28日金曜日

11月26日 新オルガンの披露コンサートです

東京から、ルーテル教会の誇るオルガニスト
湯口依子先生をお招きして
新しいオルガンの披露コンサートを行います。
今回は、神さまと、地域の方々、熊本の教会の方々への感謝の思いをこめて
無料コンサートとして計画しました。
会堂もオルガンも、多くの方に使っていただけるなら幸いです。
よい席にはかぎりがありますから、
このブログをご覧になった方は、
少し早めにおいで下さるのがいいかもしれません。
お待ちしております。

2011年10月20日木曜日

11月13日 今年も教会バザーがやってきます

今年も待ちにまった健軍教会のバザーがやってきます。
健軍教会のバザーは、とってもにぎやか。
食べ物・商品がたくさん。



古着やリサイクル品の献品、随時お待ちしています。
食券は、教会にてお求め下さい。
収益の一部を、東日本大震災支援のためにお送りする計画です。
みなさんのおいでを、こころよりお待ちしています。

2011年10月19日水曜日

10月15-16日 サムエルナイトを行いました。

健軍教会で、毎年2回行っている、子どもたちのお泊まり会
サムエルナイトを、今年も開催しました。
今回のテーマは文字通り「預言者サムエルのはじめ」、
神さまの声を聴いたサムエルについて学びました。



ふうせん糸電話で、友だちの声は聴けるかな・・・。



女性会のみなさんが、今回も美味しいご飯をつくってくださいました。



中高生はギターとリコーダーで「サムエルよ」を賛美


礼拝でも、みんな見事なスキットを披露しました。
サムエルについて、だいぶん理解が深まったと思いますよ。

2011年10月11日火曜日

チャリティーコンサート にお出かけください

ルーテル教会の熊本地区宣教会議では、
10月30日に、宗教改革主日を記念し、ルーテル学院大学を会場に
東日本大震災の被災者を支援するチャリティーコンサートを開催します。
お招きするのは日本とフィンランドを股にかけて活躍する
国際的ヴァイオリンニストの舘野ヤンネさん。
心のこもった、すばらしい演奏が期待できます。
開場14:00~ 開演14:30~
なお、コンサートに先立ち、開会礼拝が行われます。
チケットの売り上げは、ルーテル教会が運営する被災地の支援センター
「ルーテルとなりびと」の活動を通して、被災者のために用いられます。
「となりびと」の活動は、以下からご覧ください。
http://lutheran-tonaribito.blogspot.com/
チケット[大人1000円 学生500円 子ども100円]のお求め、お問い合わせは
健軍教会まで。

2011年10月3日月曜日

10月2日 オルガン奉献礼拝


先週設置された新オルガンの奉献礼拝が行われました。
この日の奏楽は、健軍教会の奏楽者講習会の先生でもある
坂本央子先生(下関ルーテル教会オルガニスト)です。

「息あるものはこぞって主を賛美せよ。ハレルヤ。」(詩編150:6)
とのみ言葉の朗読の後、
「このオルガンを、主の恵みと平和の器として、
ゆたかに用いてくださいますように」、と祈りをあわせました。

健軍教会の新オルガンは、
ケダクト8フィート、フレーテ4フィート、ヴァルトフレーテ2フィートの
3つのストップ(音栓)をもつ
小さくて可愛い、本物のパイプオルガンです。
小さいけれど、しっとりと温かい音色を、力強く会堂中に響かせてくれます。

披露コンサートを11月26日(土)15:00から開催予定。
東京から湯口依子先生をお招きします。
どうぞどなたも聴きにおいで下さい。

2011年10月1日土曜日

何度でも船に乗る

ヨナ書 1章1-4節

みなさんは、ピノキオのお話を知っていますか?
おじいさんが木で造った子どもの人形が、命を持って動き出す、あの鼻が長くなってしまう人形のお話しです。ディズニーでアニメが作られているので、そのDVDや絵本で知っている人も多いかもしれませんが、実は、ピノキオのお話というのは、聖書のお話しがもとになっています。旧約聖書の中に出てくる、ヨナという人のお話しです。

ディズニーのアニメは、実はコッローディというイタリアの作家さんの書いた原作とはだいぶん違っているのですのですが、そこはまぁいいことにしまして、このディズニーのピノキオの物語を見ていきますと、ピノキオは、かなり困った子どもとして描かれています。
貧しいおじいさんが1着しかない上着を売って、学校に行くための教科書を買ってきてくれたのに、ピノキオはその教科書を売り払って、それでお芝居を見に行ったり、学校に行かずにおもちゃ屋さんに行ったり、自分の好きなことばかりして、おじいさんを悲しませるのです。そのあげくピノキオは、悪いウソを沢山ついて、女神さまに、鼻をどんどん長くされてしまったのでした。

でも、考えてみれば、ピノキオも可哀想だったのだのかもしれません。ピノキオは、人間の子どもになりたかったのに、自分は木で出来た人形の姿をしているのです。お父さんやお母さんもおらず、ピノキオの家族は、貧乏で年を取ったおじいさん一人だけでした。ピノキオが、おじいさんを悲しませるような困ったことばかりするのは、ピノキオが、本当の人間の子どもではない自分のことを、なかなか好きになれなかったからだったのかもしれません。それで、ピノキオは、おじいさんを悲しませるようなことばかり繰り返してしまうのです。

では、聖書のお話しに出てくる主人公のヨナの方は、どうだったでしょうか。
ある日ヨナは、神さまから大切な仕事を任されます。その大事な仕事を任されたヨナがどう思ったかというと、ヨナは、こんな大事な仕事は、自分には無理だ、とても出来ない、というふうに思い込んでしまうのです。それでヨナは、船に乗ってその仕事に向かう振りをして、全然反対の方向を向いて、逃げ出してしまいます。ヨナもまた、自分に自信のもてない人だったのかもしれません。

それで、神さまから逃げだそうとしたヨナがどうなったかというと、神さまから逃げ出すために乗り込んだ船が、大嵐にあって、その結果ヨナは船乗りたちに、突き落とされて、とうとう嵐の海に沈んでいくことになります。そして、あぁ、ダメだ、もう死ぬ、と思った瞬間に、海の底に、大きな魚がやってきて、パクリ、とヨナを呑み込んだのでした。

ちょうどこの辺りが、ディズニーのピノキオともよく似ています。困ったことばかりを繰り返して、悪い人に騙されて、ピノキオはサーカス団に売り飛ばされてしまいます。そして、そのサーカス団でも、うまくいかなくなったピノキオは、放り出されて、そして海の中に突き落とされてしまうのです。そして、ピノキオも、同じように大きな魚に、パクリ、と呑み込まれました。

その魚の中で、ピノキオは誰にあったでしょうか。なんと、貧乏でお年寄りの、たったひとりの家族であるおじいさんでした。おじいさんは、ピノキオのことを心配して心配して、あちこち遠いところまで、探し回りました。そして、くたくたになるまで、あちこち探し歩いたあげくに、海に落っこちて、この大きなクジラに飲み込まれてしまったのでした。ピノキオも、そんなところでおじいさんに出会って、とっても嬉しく思いましたが、おじいさんは、ピノキオを見つけてもっと大喜びしました。なんといっても、フラフラになるまで、大事なピノキオを探し続けてきたのです。ピノキオは、ピノキオはそれから、おじいさんをクジラの中から救い出すために大活躍をしました。ピノキオは、今までおじいさんが、いままでどれだけ自分のことを大事に思ってくれていたかに、クジラのお腹の中ではじめて気がついたのです。そして一所懸命頑張って、とうとう無事におじいさんと一緒に、クジラのお腹の中から、脱出することができたのでした。そして、ピノキオは、今度こそ、しゃべる人形ではなくて、ほんとうの人間の子どもになりました。そして、おじいさんと一緒に、いつまでも仲良く暮らしました、というわけです。ディズニーでは、こんなふうに、ピノキオはお利口さんな子どもになることができて、とってもハッピーエンドに終わっています。

では、聖書のお話しのヨナの方はどうなったでしょうか。
ヨナも、ピノキオと同じように、大きな魚に呑み込まれて、そこで、神さまから逃げ出したことを反省して、神さまにお祈りします。すると、神さまに命じられたこの魚は、陸にヨナを吐き出すわけです。それで今度は、ヨナは、最初に神さまに命じられた、大切な仕事をしに出かけていくのです。それで、ヨナは無事に大事なお仕事をこなして、めでたしめでたし、になったかというと、実は聖書のお話しはそうはなっていません。わたしたちの世の中と同じように、聖書も、そう簡単にはハッピーエンドにならないのです。

ヨナは、神さまの仕事をしに出かけていくわけですけれど、その途中で神さまに文句を言いはじめるのです。それで、そんなんだったら、もう嫌だ。もう死んだ方がましだから、神さまどうか自分を殺してください、とまでいって、神さま相手に文句をぶちまけるのです。それで、神さまはヨナに、そんなことを言っているけど、そんなこと、本気で思ってるの? そんなにいつでも自分が正しい、と言えますか?といって、ヨナは神さまから叱られるのです。聖書のお話しは、じつはヨナが叱られるところで終わっていて、ヨナが心を入れ替えました、というところまでは書いてありません。だから、それからヨナが心を入れ替えて、よい大人になったのか、神さまの言うことを聴かない、聞き分けのない大人だったのか、その結論は書かれていません。

そして、それはわたしたちの毎日の生活でも、おんなじだろうと思うのです。わたしたちの生活は、ディズニーの映画のように、そんなに簡単にハッピーエンドにはなりません。わたしたちは、何回でも、失敗して、何回でも、誰かから叱られたり、そして励まされたりして、わたしたちの生活は続いていくわけです。けれども、何回船に乗って逃げ出しても、何回きびしく叱られても、それでも、わたしたちのことを励まして、もう一回チャレンジしなさい、と神さまはチャンスをくださいます。神さまは、わたしたちよりも、忍耐強い方ですから、何度失敗してもいいから、自信を持って、もう一回チャレンジしなさい、と、わたしたちのことを待ち続けてくださっているに違いない。わたしは、聖書のヨナのお話を読んで、神さまはそういうふう言っておられるのだ、と信じているのです。
                                                             <9月25日 ディアコニアサンデー メッセージ>

2011年9月30日金曜日

パイプオルガンの設置

9月29日、待ちに待った新しいオルガンが、
健軍教会の礼拝堂に設置されました。

教会の中で、少しずつ夢を語り、議論を重ねてきたものが、
来年60周年を迎える健軍教会の記念事業として、
実現を見たものです。

このガルニエ社のポジティフオルガンは、
20年にわたって水俣市の愛好家の手によって大切に使われてきたもの。
健軍教会に設置しなおされるにあたって、
マチュー・ガルニエ氏の手によって、
全面的なオーバーホールが施されました。

楽器は、遠く山梨のガルニエ・ジャポンの工房から、
父マルク・ガルニエ氏の運転する軽ワゴン車にのせて運んでこられ、
28日の朝、搬入されました。

搬入の後、2日間かけて、ガルニエ父子の手によって
健軍教会の礼拝堂の響きにあうように、
緻密な調整・調律の作業が行われました。

29日の夜、教会の役員らが集まって楽器の引き渡しが行われ、
母エリザベス・ガルニエ氏による演奏を聴かせていただきました。
とっても小さなパイプオルガンですが、
その音色は、しっとりとした落ち着きと、温かみに満ちた、
ルーテル教会の礼拝にふさわしいものだ、と感じられました。
神さまの導きに感謝です。

2011年9月29日木曜日

9月25日 ディアコニアサンデー

今年も恒例のディアコニアサンデーを開催しました。
3年目となる今年は「こどもL.E.C.センターを覚えてともに祈る礼拝」です。
こどもL.E.C.センターのスタッフや子どもたちと一緒に
礼拝を守って食卓の交わりを持ち、
その後、設立10周年を記念して新しく完成した教育棟を見学しました。
ディアコニアとは、聖書に由来する言葉で、イエスさまに仕える心で、
隣人に仕えていく、奉仕の心のこと。
健軍教会のアイデンティティである、「仕える心」を、
これからも大切にしていきたいものです。

2011年9月23日金曜日

9月18日 敬長礼拝




今年も敬長礼拝を行いました。
みなで感謝の祈りを捧げ、礼拝後にお赤飯をいただいて、
健康の秘訣など、興味深いお話しをたくさん伺いました。
これからも、みなさんますますお元気で
健軍教会を引っ張っていってくださいますように。


2011年9月21日水曜日

玄関ブロックの洗浄



今年、高圧洗浄機を購入したので、
教会の玄関ブロックの洗浄に取り組みました。
夏の間少しずつ、幾日もかかりましたが、
ご覧のように、入り口のブロックがきれいになり、
教会の玄関が明るくなりました。
教会に集う方々の心も、明るくなりますように。

2011年9月18日日曜日

現在オーバーホール中



この秋、健軍教会に新しいオルガンが設置されます。
来年に控えた教会創立60周年記念事業の一環として、
昨年から取り組んできた新オルガンの設置。
フランスのガルニエ社が製作した3ストップのポジティフオルガンです。
中古ですが、小さくとも本物のパイプオルガンです。
現在、ガルニエ社の工房にてオーバーホール中。
今月末の設置が楽しみです。

2011年9月14日水曜日

7月25日 奏楽者講習会



来年の創立60周年を記念して、健軍教会ではこの秋あたらしく、
小さなパイプオルガンを設置します。
フランスのガルニエ社製のポジティフオルガンです。
この日は、新しいオルガンの導入に備えて、
下関教会の坂本央子先生においでいただいて、
神水教会をお借りして奏楽者講習会が行われました。
9月末に設置される新しいオルガンの響きが、今から楽しみです。

一泊修養会を行いました



今年も7月17~18日に、阿蘇で修養会を行いました。

藤井英一先生(ルーテル学院大学)から、
魚の進化について、興味深いお話を伺い、
あいにくの雨模様だったため、
みんなでバターナイフづくりのクラフトをして楽しみました。